実は1日3食は食べすぎだ、という話があります。
人の体には代謝酵素と消化酵素という酵素があります。酵素は食べた物を消化・吸収・代謝などの働きをします。
消化酵素は消化吸収、代謝酵素は吸収した栄養素をエネルギーに変える働きをします。代謝酵素は新陳代謝や治癒、細胞の生まれ変わりに関わります。この消化酵素と代謝酵素は相関関係があり、消化酵素を使っている時は代謝酵素は不足してしまいます。
常に食べ物が入ってくる状態になると消化・吸収に酵素が使われて代謝の方に回りません。つまり、新陳代謝が悪くなります。そして消化吸収はものすごくエネルギーを使い体に負担を掛けます。
満腹になるまで食べるのではなく腹七分くらいがよいとされているのにはこうした理由もあり、食べすぎは体に良くないということです。
ファスティングで働き続けた内臓を休ませることで代謝を促し、それがデトックスに繋がります。ファスティングだけでなく、16時間断食や1日1食などで食事の間隔を長くするのも方法です。
また、現代はいつでもどこでも食べられる飽食の時代ですが、元々人類は飢餓との戦いの歴史でした。
飢餓状態になると長寿遺伝子と呼ばれるサーチュイン遺伝子にスイッチが入ります。
「ぐー」は若返りのサインです。
そう考えると空腹も楽しめるかもしれません。